
ハイガーのスピンバイクの中で、ハードなトレーニングに適したモデルを紹介します。
重たいペダリング、無酸素運動に適するスペック条件は以下のいずれかです。(1or2です)
- 渦電流方式の負荷であること
- 摩擦負荷方式で、フライホイール重量が重いこと
渦電流方式がハードトレーニングに適する理由は、高負荷時のペダリング安定性が抜群だから。これは非常に大きなメリットです。
従来の摩擦式スピンバイクで負荷を強くするには、フライホイールとフェルトの締め付けを強くし、大きな摩擦ブレーキを発生させる必要がありました。
そして困ったことに、負荷を強め、摩擦ブレーキが大きくなりすぎると「滑るようなペダリング」になる場合があるのです。(これは実際にやった方のみ分かるかと思います。)
だから、従来の摩擦式スピンバイクは高負荷域でのトレーニングには難があったのです。
しかし、渦電流式の登場で状況はガラリと変わりました。非接触で、電流と磁力による制御なので、高負荷域でも安定性を失うことなく、スムーズなペダリングが実現されたのです。
だから、ハードトレーニングをする人にまずオススメしたのは、渦電流方式のスピンバイクです。
渦電流方式が最もおすすめなのは事実ですが、価格帯が高めなのがデメリット・・・。
価格面で躊躇している方にお勧めしたいのが、
- 従来の摩擦式で
- フライホイール重量が重い製品
摩擦式は高負荷域での安定性がイマイチとお伝えしましたが、それは一般的なホイール重量を前提とした話です。
「重量級ホイール」を搭載したスピンバイクであれば、ホイール自体が重いので大きな負荷を掛けた際でも比較的安定したペダリングが可能です。
以上を踏まえ、ハードトレーニング向け、ハイガー製のおすすめスピンバイクを紹介します。
1位:HG-Y800
ハードトレーニング向きの第一位は、HG-Y800です。
渦電流式のスピンバイクで、ハイガー社のスピンバイクで最高峰・最高クラスの負荷を掛けることが可能です。
ライディングポジションに関しても、ロードレーサーのような姿勢で漕ぐことが可能で、太ももやお尻、背中の筋肉まで総合的に鍛えることが可能です。
とにかく高負荷域でのペダリング安定性に定評がある高スペックなスピンバイクです。それゆえ、お値段に関してもかなりお高いので注意!!
2位:HG-EX-5000(ex5)
第二位は同じく渦電流式のスピンバイクHG-EX-5000(ex5)です。
HG-Y800よりもリーズナブルに、コスパを重視したモデルと言えるでしょう。最大負荷の強さはHG-Y800には及びませんが、無段階で負荷調整できるのも選ばれているポイントです。
推奨身長も155cm~と、比較的低身長でも扱えます。また、製品重量も39kgとまずまずの重さなので(HG-Y800は51kg)何とか移動はできるレベルです。
3位:HG-YX-5007
第三位は、HG-YX-5007です。
上位2製品とは異なり、摩擦負荷方式のスピンバイクです。フライホイールの重量が15kgと超ヘビー級であり、非常に重たいペダリングが可能です。
1位・2位を超えられない理由としては、やはり「高負荷域での安定性」では渦電流式には及ばないからです。
とはいえ、価格面では上記2製品と比較して、かなりリーズナブルなので、コスパには優れた製品だと言えるでしょう。
静音性 | 安全性 |
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